ゴールデンウイークになりましたね。
以前の投稿で新卒の退職代行の利用が一番多くなるのは5月ということを出しました。
おそらくGW明けに会社に行きたくなさ過ぎてそのまま辞めてしまうのだと推測されますが、もし本当に辞めたらどうなってしまうのか記事にします。
結論から言うと本当にお勧めしないのでこの記事で少しでも踏みとどまってくれる人がいれば幸いです。
早期離職のデメリット1:転職先が見つからない
以前記事にもしましたが、転職面接の際今の会社をなぜ辞めたのかは必ず聞かれます。
そんなとき、短期で離職した場合どんなことを話したとしてもなかなかいい印象にはなりません。
そんな理由で応募者の多い人気の企業はお祈りされ、人手不足が深刻なブラック企業しか内定が出ない可能性が高いです。
おそらくそこは今の会社よりも条件が悪いですが、それでも辞めますか?という話。
ちなみに2020年と少し古いデータですが、労働政策研究・研修機構が若年層の就職状況について調査した「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成Ⅱ」によると新卒として入社後1年以内に仕事を辞めた人のうち、6割以上の人が正社員として働く以外の道をたどっています。
早期離職のデメリット2:お金がない
シンプルに稼ぎがなくなるので収入がなくなります。そして1ヶ月しか働いていなければ貯金もないでしょう。
ちなみに2025年4月から法改正があり、自己都合退職者の失業保険の給付制限が緩和され給付されるまでの期間が短くなりましたが、そもそも受給要件が、過去の2年間に雇用保険に加入していた期間(被保険者期間)が12ヶ月以上あることですので入社1か月で退職した場合受給できません。
当面アルバイト等でつなぐことはできますが、上記の通り正社員での就職先はなかなか決まらないので、(就職先が決まらない→空白期間が長くなる→さらに決まらなくなる)といった負のループに突入してしまいます。
当然、生涯収入も大きく減ります。
早期離職のデメリット3:引っ越しがだるい
次の会社の場所によっては引っ越さなければなりません。会社の寮に入った人はもちろん強制退去です。
引っ越しをした人ならわかると思いますが、引っ越しの手続きって結構めんどくさいです。諸々の住所変更とか荷造とか電気水道ガスwifiの解約・契約とか、、、
短期の解約だと違約金を取られる可能性が高いですし、引っ越しの初期費用は結構するのでめちゃめちゃお金も無くなります。
結論:入社1か月で辞めるのはやめとこう
今は昔より退職が一般的になってきたとはいえ、1か月で辞めるのはいくらなんでも早すぎます。
というか1か月乗り切れたってことは休み明け会社に行けさえすれば何とかなります。
もし本当に辞めたい場合は、3年は我慢しろとは言いませんが、パワハラとか長時間労働とかでない限り1~2年くらいは我慢したほうがいいと思います。
そうすれば以下のようなメリットが得られます。
今辞めたら絶対に後悔するのでもう少し続けてみてください。
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